そんなわけで、私もだいぶ男らしくなってきました。どれくらい男らしくなったかと言うと、そこらへんでプラップラしているバカみたいな男たちを見たら、ひっつかまえて根性を叩き直してやりたくなるくらいです。こうやって男らしさが増していくのは良いことだと思いますが、このまま男らしくなり続けていったら将来的にはどうなってしまうのか考えると、ほんのちょっとだけ自分で自分が怖いです。そんな時、偶然『
マチェーテ』という映画を見まして、つきつめていくと
ダニー・トレホのようになるのかも知れないな、と思ったのです。
ダニー・トレホこと
マチェーテは
アメリカに不法入国して日雇い労働をしているメキシコ人。腕っぷしが強くて女にモテモテ。正義感に燃える元腕利き捜査官。まさに男の中の男といったご様子。でも、よく考えたら髪を肩まで伸ばしてるし、いつも不機嫌そうに
仏頂面をしてるし、女からメールするように頼まれた時には、「
マチェーテ、メールしない」とか言ってるので、男のくせにめんどくせえなと思いました。