特攻野郎Aチーム

どいつもこいつも中間管理職みたいなツラしたおっさんなので、いったい誰が特攻野郎なのか全然わからなくて混乱しましたが、よく見たら一人だけ物凄い野郎がいました。名前は知りませんが、でっかい黒人のモヒカン野郎です。モヒカン野郎は怪力を生かして激しいアクションを繰り広げていました。しかし、私の死にかけた動体視力では野郎のスピードを捉えきることができず、いったい何が起こっているのかサッパリわかりません。私は恋人のひざまくらでスヤスヤと眠ってしまいました。爆発音に反応したのか、特攻の夢を見たのか分かりませんが、とつぜん腕がヒョイっとなって目を覚ましました。すると、恋人が「寝てた?」と尋ねてきたので、「ううん。寝てないよ。腕を鍛えてただけ…」と嘘をつきました。映画のほうは、敵の中ボスくらいだと思ってた野郎が敗北し、特攻野郎が「イェー!」と言って終わりました。