トロン:レガシー


恋人といっしょに群馬のイオンで観ました。入場するにあたって、私は恋人に優しく「飲み物買う?」と質問しましたが、恋人はそっけなく「いらない」と答えました。「え?でも、もしもの時のために飲み物があったほうがいいと思うのだけれど…」私の優しい提案にも、恋人はフンッ!と鼻を鳴らして「男のくせに心配症だな〜!つーか、もしもの時なんてないから(笑)」と笑うのでした。『トロン:レガシー』は前作『トロン』からCGが飛躍的に進化したことによって、乗り物などがスムーズに動くようにはなりましたが、異常に平面的な街並みや、ライトサイクルが直角に曲がる、などの面白い違和感つまり個性が消えてしまっていると感じました。その時、隣に座っていた恋人がゴホゴホと咳をしだしました。何度もゴホゴホやってるので、アイコンタクトで「大丈夫?」と問いかけると、恋人は口をパクパクさせて「ダイジョブ」と答えました。しかし、その後もしばらくの間、恋人は苦しそうにゴホゴホやっていました。私は恋人の手を優しくさすりながら「それ見たことか!オレの言うことを聞かないから、そういう目にあうのだ!」と思いました。