エクスペンダブルズ


恋人は春馬とかいうバッタみたいな男が出ている映画を観たがりましたが、本物の男とはどういうものなのかということを教えてやるために『エクスペンダブルズ』を観に行きました。筋肉たちが敵を皆殺しにする映画でした。ほとんどの時間で筋肉がムキムキしているか大爆発していたので楽しかったです。飛行機から毒のような液体を散布して、そこをジェイソン・ステイサムが鉄砲で撃ったら、ドカーン!って大爆発して50人くらいの敵が一瞬で死んだけど、スタローンとステイサムは「イェー!」と叫びながら派手なガッツポーズをしたので笑いました。ドルフ・ラングレンジェット・リーの喧嘩では、でかいほうが有利という法則からドルフ優勢でしたが、「頭上注意」という標識が大写しになって天井の低い所に移動したら、背の低いジェットが逆転したので笑いました。それから、ナガブチの歌が流れたので笑いました。恋人も僕が笑うのと全く同じタイミングでガタガタ震えていたので「笑いのツボが同じだ!」と思って、嬉しい気持ちになりました。しかし、恋人はこの映画を観た後も「(存在しない)春馬くんの握手会に行きたい!」とか言っているので、悲しい気持ちになります。