イカとクジラ

夫婦仲が悪くなって子供たちの頭がおかしくなる映画でした。インターネットで偉そうなこと言ってるだけみたいな軟弱な奴らがココロを守る手段として、他人の受け売りを自分の武器にして気に入らない奴を攻撃する、他人のせいにして自分を正当化する、他人を嫌な気持ちにさせて偉くなったような気分になる、などの戦法がメジャーですが、そんなことをしたところでますます嫌われるだけなので、やめたほうがいいと思います。もっと、面白いブログを書くとか、そういう皆が喜ぶことをやっていったほうが、結果的には自分のためにもなると思います。『イカとクジラ』はそういうメッセージがこめられた映画でした。ところでイカとクジラの長男は、インターネットの軟弱を絵に描いたようなうすっぺらいガキでした。そいつがいつも下に見てバカにしていた女を相手に童貞を捨てようとしたら、ちょっとチンコをさわってやっただけなのにアッという間に射精してしまって、「あれ、おかしいな。いつもはこんなに速くないのに…」と、この期に及んでまだぐだぐだと言い訳していたので恐ろしかったです。