川の底からこんにちは


インターネットの友だちの星野とミキコフと一緒に見てきました。私は幼い頃から夢も希望もない子供でしたが、自分はちっとも悪くないのに世の中のせいでモテないし死にたい…、と愚痴ってみたところで、モテるようにはならないどころか、よけいに非モテが増すだけであることに気づくことができる賢い子でもありました。DNAを書き換えることはできないけれど、今そこにあるDNAでできるかぎりの努力をすれば、今より少しはマシなライフになるはずです。私はインターネットで面白い日記を書くことによってモテました。でも、私のような成功を手にすることができるのは少数派ですから、インターネットで偉そうなこと言ってる暇があったらプロテイン飲んで筋トレするべきです。映画の方は、序盤のシュール演出を見た星野が暴れだすのではないかと思って震え上がっていましたが、徐々に面白さが勝って来て、最終的には感動させられたので大丈夫でした。また、ガサツなおっさんが居酒屋で酒を飲んでいる男女に向かって「理由を作ってるな!」と言っていたのが面白かったです。つまり、セックスをする理由を作っているということです。「男と女なんかズッコンバッコンやりたいだけだ」とも言っていました。私は違いますが、ほとんどの人間がそうだと思います。