あらゆる年代の女たちが暮らす家に、負傷兵のクリント・
イーストウッドがやってきて、男の魅力で女たちを欲情させる映画です。初期のてんねん女は思いのままに操ることができますから、たいへん愛おしく感じられるものですが、てんねん女はてんねんなだけに感情をコン
トロールすることができませんし、また、常識的に考えればわかることもわかりません。半年もすれば異次元の症状が現れはじめ、気づいた時にはてんねん女のアリ地獄から抜けられなくなっているでしょう。そうなったら、もう、どちらかが死ぬしかない。死ぬしかないのです。てんねん女はまやかしです。精神的に自立した尊敬できる女を好きになるべきです。